たけのこ党員があらわれた!~声優の芝居編~
久しぶり!!
前回のブログから361日!! やばい!!!
でもちょっと待って。
日付だけでいうと4日前。1つ目を書く4日前。
うむ。
つまり早すぎて遅れてしまったのだ!!!
うむ!!!! よもやよもやだ!!!
というわけで、お祝いすべき一周年記念としまして。
今回は特別編として、芝居について語っていってしまおうかと思います!
声優編だとかコロナだとかは関係ぬぇ!!
俺は自分を曲げねえからな!!
お芝居について
芝居について、今段階のひよっこである自分の考えを述べていきます。
後々見て、はえ~って内省する1つの材料として明文化していければと。
まあまあそんな話はさておき、個人的に芝居で重要なものを語っていくぜ!!
大別すると3つあるぜ!!
基礎
表現
感情
とりあえずこんな感じ。
これから話していくよー。ドゥワドゥワッ
基礎
この2文字を見て
「あー基礎って基礎だよね、わかるわかる。外郎売りとか50音言ったりね。分かってるよ」
って思った人!
違います!
いや合ってるところもあるけど。
基礎ってのは、楽器としての自分の体の出来上がり方、あるいはそれの使い方の上手さだと私は思っています。
分かりやすく説明すると【楽器としての完成度】と言い換えた方がいいかもしれない。
たとえば、専門学校とかでやたらと外郎売りとかやってる人いると思います。
上記の観点からすると『外郎売りを速く読む、正確に読む』ってことは【楽器を速く弾く、正確に弾く】と換言できる。
それを磨くということは、演奏の技術を磨くということだ。
うん、良いことだね。
でもちょっと待ってくれい。
楽器は?
たとえ良い演奏ができるとしても、楽器が安物じゃ力は発揮できない。
ましてや良いところはあっても完成されてるのかい、俺たち体は? ということです。
実際のところ、楽器と人間の体の違いを考えると
楽器→安物でも完成されている
人間→高級だが素材の味そのまま
みたいな感じになると思う。
正しい・響く・伝わる発声ができて、ようやく値段は違えど完成に至るのです。
たまに発声いいな、とか良く響くな、というのは未完成なのです。
たとえそれで発声について何も言われなかったとしても。
とまあ。
理想としては、喉や肩に力が入らず、良く響いてノイズもなく、自分の限界手前の高低硬軟いろいろな声質を無理なく出せるのが望ましい。
これができてるのが人気声優。特に長年活躍されてる方達。
そのためにやること
ここから書くのは俺の体感100%勇気もうやりきるしかないさという気持ちで述べられたものです。
ご了承下さい。
息
一番重要です。呼吸が浅い俺が断言します。
『息を以て此声とす』と古代中国の筍の翁も言っています。俺です。
息というのは車でいうガソリンです。
息が声帯を通って初めて音となり、唇や舌や歯などで変化して言葉になります。
そこでの調音、鼻などの共鳴(諸説あり)など響かせることによって、大きい声やハッキリとキレイな声になるのだ。ヘケッ
声がキレイに出せない、大きく出せない、すぐに枯れる、滑舌が甘い……とかって人は、息が吐けてないし吸えてない人が多いと思います。
呼吸のための口内の開きが狭いとか、後述の姿勢が悪く腹背の支えがないから喉に負担が、とか付随することはあると思いますが……。
とかく息をすることで改善する部分はあると思います。
だからホント、息が足りないのに大きな声を出すと喉を痛めたりするのでマジでやめよう。
どんなときも、息を吐くことからだぞ☆
(呼吸、というように先に吐いて後に吸うのが良い息)
姿勢
一番重要です。猫背な俺が断言します。
この姿勢について、じゃあどういう姿勢が一番良いのっていうと、それぞれ違うと思います。
共通するところを言葉だけで言うのなら、骨盤を立たせて重心をやや後ろに、気道が何にも邪魔されない状態を目指そう!
骨盤の立て方はggってください。
姿勢維持のためにかかる腹圧により、息を流すのも止めるのも自由自在です。慣れれば。
そこらへんの腹圧の掛け方とか、姿勢とか、これが絶対!ってのはないと思います。
なので呼吸の通り道を作るのを第一として、その上で喉や肩に負担が掛からず、かつ腹部の筋肉を最低限使った状態。
ここを目指していけば良いんじゃないでしょうか。
あ、腹部といっても腹直筋だけを使うのはNGです。
僕も詳しくないのですが、肩に力入りやすいですし、息を効率的に出しづらいです。
マヨネーズを絞るときに、部分だけを押すのではなく全体を握って絞りますよね?
あれと一緒です(適当)
犬とか動物の発声という観点から見ても、むしろ背筋を中心に(=重心を後ろ目に)して腹斜筋腹直筋でコントロールするってのが個人的にしっくりきてます。
知らんけど。
滑舌
はい、出ました。
みんなの悩みナンバーワン。
なんでこれに悩む人が多いのかって、これまでの息とか姿勢とかの【余計な力が入らず、楽に響く発声ができる】土台部分が出来てないからだと思います。
舌に全く力が入らないニュートラルな状態に、正しい50音の作り方。
土台部分は、前者のニュートラルな状態にできるか、というところに掛かってきます。
良い姿勢をして、口内を広く保ち、正しいイの舌を形作って息を吐けば、キレイで大きい「イ」の音が出るんです。
マジでそれだけなので。
滑舌に悩んでる方は、正しい音の舌や口の形ができてるか、そもそも余計なところに力が入っていないか、そもそもそもそも深い呼吸が腹背でコントロールできてるか。
そういったところに注視してみてください。
ある程度発声ができてる人から見たら、滑舌が悪いってのは「滑舌が悪い」でしかないんです。
どこに原因があるとか、どこに力が入ってるとか理解してくれるはずもありません。
だってその人はそこでつまずいてないから。
なので自分で探りながら解決していきましょう!!
滑舌に関していえば、前述した姿勢や息は大元になるものなので大事にしてください。
発声界のアダムとイブです。
呼吸時にどこに力を入れて吸って吐いてるか。
重心を細かく足の裏のどこに置くか。
腹圧の掛け方、上から掛けるか? 下から掛けるか?
ちゃんと骨盤が立ち続けているか。
背筋を軸に体を支えられているか。
顎の位置や角度によっても気道確保の具合が変わる。
などなど。色々試してみるのが良いと思います。
がんばりましょー。
滑舌に関する舌の位置などについては、色々調べてみてください。
俺は自分で良いなーって思う本を見つけましたが、それが万人のやり方に合うのか分からないので。
全部合ってるとも限らないし。
ただ、方法として知っておくと、確実に滑舌に関して見方が変わると思うので、もしたどり着いた人は是非買ってください。
分からない人は、これかな?って候補を片手にこっそり聞きに来て下さい。
基礎編終わりでーす。
長くなったので他二つはまた後で!
読者なんて片手で余裕で足りるくらいだと思いますが、こんな感じで次も適当に誰かに向けて書いていきます。
詳しく知りたくなったら聞きにくるんだぞ!
ほなまた( ´∀`)/